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若き日の武道館。


日本武道館
Perfumeファンになるきっかけになったライブ会場としての思いのほかに、大事な思い出がある。

Neil Young]というスーパースターがいる。
20~23歳の頃、この人ばかり聞いていた。はじめての「アイドル」だったかも知れない。
アメリカのロック・ポップスはほとんどこの人を通して見ていた。そして、今でも相当影響を受けている。

1976年3月3日、ニール・ヤング初来日の初日会場が愛知県体育館だった。
待望の来日だったし、はじめての外タレライブでもあった。

前年暮に新アルバム[ZUMA]を発表したばかりなので、曲目も非常に充実したものだった。
(特に初披露となる[Like A Hurricane]は今思い出しても鳥肌が立つ)

ライブ本編が終わり、予定通りのアンコール。会場の興奮は最高潮へ。
いまのライブとは違い、おもに拍手や歓声だけが観客の興奮表現の時代だった。「地蔵」が普通だった。
この日の愛知県体育館は全然違った。自分を含め、多くの観客が腕を振り上げ叫びまくっている。
その時にライブではじめて陶酔状態を経験した。

アンコールが終わり、館内照明が点いても会場の興奮は去らない。終わりのない拍手とアンコールの
催促。それが、10分ほど続いてだろうか、突然エレキギターを振り回してひとりだけで現れてくれた。

明るくなった館内で、ギター一本でニール・ヤングと居残っていたファン100人(?)とで、あの名曲
[シナモンガール]を歌い、涙した。ニール・ヤングが自分だけに歌ってくれていると・・・。

そして、3月11日。当然のように、来日公演最終日の日本武道館へ。
日本武道館は少し違った。陶酔もしなかったし、再アンコールも起きなかった。どこかよそよそしく感じた。
帰りの東海道線鈍行大垣行きは、とてもゆっくりで、朝のコンコースはとても寒かった。


あの日の興奮が彷彿と、衣装が似ている、髪形も同じだったような。1978年のライブ。



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Date: 2009.12.13 Category: 洋楽  Comments (0) Trackbacks (0)

なぜおじさんが。


Perfumeのファン層は広いと言う。特に、40・50代のファンも多いらしい。
なぜなのか、そのワケは比較的分かりやすい。

オリジナリティと先進性。なのに、少し懐かしいから。

この年だから、意識・無意識にかかわらずいろいろな音楽を聴いてきた。
良いも悪いも、今のCDランキングにランクインするミュージシャンやFMなんかによくのる歌のほとんどが、
どこかの誰かがいつかやっていた音楽のように聞こえてしまう。
(わずか数千枚の売り上げでランクインするような貧しいランキングだからなのか、それとも故意?)

例えば、J-POPのギターを持って歌う男性デュオ。
サイモン&ガーファンクルを筆頭に、ロギンス&メッシーナ、イングランドダン&ジョンフォード・・・。
40年も前から、きれいなハーモニーと美しいメロディにいっぱい出会ってきた。
生ギターの昔ながらの演奏や日本語のハモリに、いまさら感があるのは年のせいだけだろうか。

例えば、今風女性R&Bシンガーもそう。
ビリー・ホリデイの魂の叫び、ジャニス・ジョップリンやダイアナ・ロスなんかは当たり前に基本だった。
ソウルもブルースも一般的な歌のうまさや叫び声だけでないこと、恋歌も歴史があることを知っていた。

だから、J-POPのほとんどにオリジナリティは感じなかったし、期待もなかった。
そして、ほとんど聞いてこなかった。オっと思ってたまに聞いても、オリジナリティは続かなかった。

こうした気持ちは、ある程度の時間を音楽を聞くことに費やした人なら、少なからず持っていると思う。

そんなところに、Perfumeの存在を知った。
これまでのどこにも属さない。その上楽曲やダンスに普遍性が見える。そして、三人は可愛く愛らしい。
そして、いつか堂々とファン宣言している。



今では知る人ぞ知るになった?[England Dan & John Ford Coley
メロディがシンプルで美しい[Simone]。



Date: 2009.12.02 Category: 洋楽  Comments (0) Trackbacks (0)

怒れるロッカー。


どうも、洋楽の記事がゆったりしたバラード系に偏ってしまっている。
二十歳前半の頃、若い誰もがそうだったように、激しいロックもいっぱい聞いていた。

そうしたロックで今回取り上げたいのは、英国の怒れるロッカー[Graham Parker]。
1976年、ニューヨークパンク・ロックンロール・レゲエ・R&Bを融合したような、激しく情熱的に叫ぶボーカル
が特徴のデビューアルバムを発表。
翌年デビューする、エルヴィスコステロやジョージャクソンなどに少なからず影響あたえた。

30年くらい前の一時期、[Graham Parker & The Rumour]名義の、セカンドアバム[Heat Treatment]と
最高傑作アルバムと言われる[Stick to Me]の2枚のアルバムばかり聞いていた。
今のPerfumeのように。

Graham Parker - Don't Ask Me Questions] 今も体が揺れる。





Date: 2009.10.27 Category: 洋楽  Comments (0) Trackbacks (0)

久しぶりの音楽が。


車のFMからすごく懐かしい音楽が流れてきた。 [The Carpenters / I Need To Be In Love
何年ぶりだろう、5年?10年?思い出せないくらい久しぶりに。

こんなに美しい曲だったんだ。
1970年初めの頃、当時そんなにファンではなかったはずなのに、とても胸にしみた。

こんな歳になって、Perfumeにこんなに惹かれたのは何故なのか、今もほとんど謎。
だけど、まったく違う音楽・サウンド・スタイルに接していて、これかな?と小さくうなずく事がある。
The Carpenters]が流れてしばらく後も、Perfumeを聞いたあとと同じ種類の心地よさの中にいた。

かろやかに気分を浮遊させ、とても耳に気持ちいい爽やかな乾いたボーカル。
そのボーカルやハーモニーは唯一のもので、、聞けばすぐにその世界観の中に漂わせてくれる。

Perfume]と[The Carpenters]、スタイルは違っていても、今日の気分は心地良い。

The Carpenters - I Need To Be In Love



Date: 2009.10.25 Category: 洋楽  Comments (0) Trackbacks (0)

変わらない音楽。


「この頃のはやり音楽は、どこがいいのか分からない」。加藤和彦さんが言っていたらしい。
「もう音楽をやり尽くした」とも。

加藤和彦さんに限らず、この国のミュージシャンはどうしていつも、いつまでも、新しい音楽を追い求め
続けようとするんだろう。ミュージシャンの本能と性(さが)だろうけど。

ド素人には想像できないが、ほんとうに好きな音楽を長く、職人のようにコツコツ続けるのは格好の悪い
ことだろうか。


もう、30年近くも聞き続けている、大好きなロックミュージシャンがいる。

J.J.Cale]/Eric Claptonとの競演アルバムや、名曲「Cocaine」の作者として知られる。
      そして、Eric ClaptonMark Knopflerなどのギタリストに多大な影響を与えた人。

1939年生まれの70歳。二十歳の時にリオン・ラッセルなどと音楽活動を共にしてから約50年。
エリック・クラプトンが「アフター・ミッドナイト」を取り上げ大ヒットさせたことで、32歳でデビューアルバム
を発表。それから約40年J.J節と呼ばれる、ブルース・ロックンロール・カントリー・ゴスペルなどアメリカン
ルーツミュージックに根ざし、完成させたサウンドは基本的に不変。

いつも変わらず、いつもの音楽・・・。でも、いつ聞いてもいつもいい。
ただ、自分の好きな音楽をず~としているだけ。そんなミュージシャンがなぜいない?

J.J.Cale / Cocaine]、ミュージシャン・オブ・ミュージシャンと呼ばれている職人。



Eric Clapton/JJ Cale-After Midnight










Date: 2009.10.19 Category: 洋楽  Comments (0) Trackbacks (0)