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ボーカルグループ。


[あ~ちゃんは一番うたがうまい] [かしゆかは声量がいまいち] [のっちはまあまあだけど] ・・・。
というような、三人の歌唱力に関するPerfume動画のコメントをよく見かける。
そのことが前から気になっていたのでちょっと書いておこうと思う。

もしPerfumeのファンがそう言っているとしたら、そのファンは考え違いも甚だしい。
三人の歌唱力に、うまいへたや上下左右とかの差など無い。有るのは、キャラクターの違いだけだ。

「三人合わせてぱふゅ~むです!」のきまり文句はダテではない。
西脇さんの歌唱力が三人いても、大本さんの美形が三人いても、樫野さんのスタイルが三人いても、
絶対Perfumeにはならない。この絶妙な「三人合わせて」でしか、Perfumeではありえない。
まあ、当たり前だけど。  その当たり前はどこにあるのか。

Perfumeを知らない・興味のない人に、なぜPerfumeのファンなのかを説明しようとしたら。多くのファンは、
[楽曲がハイクオリティ] [ダンスがキュート] [ライブが凄い] [三人の性格がなんともいい] ・・・。
なんてことのひとつひとつを、口が酸っぱくなるくらい力説するに違いない。

すべてそのとおり。
けれど、もうひとつ忘れてならないのが、Perfumeの世界を作る重要な要素である、『ハーモニー』 だ。
Perfumeは優れたボーカルグループなんだということを言わなければならない。

自ユニットのcupsuleをはじめ、Perfume以外に中田ヤスタカさんがプロデュースする楽曲は多岐にわたる。
その中で、Perfumeがきわめてオリジナリティの高い世界観を築いているのも、「三人合わせて」のハーモ
ニーが中田さんの描こうとする世界や空気感にとても親和性があり、それはPerfumeの三人が持っている
歌の実力が上質なものだからそうなんだろうと思っている。
(もちろん、三人の実力を引き出す中田さんのプロデュース力でもあるが)

具体的にはこんなことだろうと思う・・・。

樫野さんの(声音・声量や発声なんかを含んだ)声質は、そのままPerfumeの楽曲イメージや世界観にも
通じている。樫野さんの乾いて舌ったらず風の歌声は、Perfumeが持つ気持ちの良い浮遊感と異時空感
を与えることにとても貢献している。「♪どれだけ~」だけで天国のようにふわふわするし「♪だんだん 
好きになる 気になる」の一節だけで、たちまち感情ある湿った現実から乾いた無機な世界へと浮遊する。

この樫野さんの声質はとても魅力のある特別なものだ。もし「うたがうまい」ことが、楽曲の作者が伝えよ
うとする世界を、歌のチカラで聴き手にわかりやすく届けることだとしたら、一般的に言う歌のうまさだけで
「うたがうまい」は計れない。だから、樫野さんの歌のチカラは特別なものと言える。

大本さんの歌声はまっすぐで、声質に芯がある。
特に、メッセージを伝えたい楽曲( Dream Fighter とか エレクトロワールドみたいな)にはうってつけだ。
歌詞が聴き手にストレートに届き、揺らぎがないので安心して聴けるから気持ちがいい。
樫野さんの浮遊する声質と対照したとき、Perfumeの世界が現われてくる。

西脇さんの歌唱は弦楽器でもある。(中田さんも指摘する)
やさしく緩やかな拡がる歌唱で自在にふたりを包み、自在に主導もする。
タイトで強いリズムと、スピード感と電子音が交差するPerfumeの楽曲であっても、どこか暖かさがあったり
ふっくらした優しさを感じるのも、西脇さんの弦楽器みたいな歌唱があるからに違いない。

Perfumeの『ハーモニー』はこうして・・・
・・・と言うようなことを、長々と口を酸っぱくして言うんだろうな。Perfumeファンとしては・・・。



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Date: 2010.03.24 Category: Perfume  Comments (0) Trackbacks (0)
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