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こんな二十歳の人生。


馬の話4回目は、ある父娘(おやこ)厩舎のことを。

わが競馬場の調教師専用駐車場を見れば、調教師も実力で勝負する競争社会である事がよくわかります。
ベンツCクラスから軽四輪まで、成績と車種がだいたい比例するようです。

わが町の地方競馬場には、50人近くの調教師がいます。
上は年間開催日130日で200勝以上もして、10何人もの厩務員を抱えるリーディングトップの厩舎から、
年間で1勝出来るか出来ないかレベルの、家族だけで営む厩舎まで。
同じ競馬場の中にいても、いろいろな事情がそれぞれの厩舎にあるようです。


その厩舎は、50歳位で痩せていても妙に明るい調教師である父と、小柄で無口な二十歳の娘の、二人だけ
です。ひとりいた厩務員は病気療養で不在、そのため10~12頭の競走馬を二人で見ています。

厩舎の仕事はハードです。
毎日の運動・調教はもちろん、そのあとの体の手入れ、朝夕のエサやり、馬房の掃除・寝ワラ替えなどなど
生き物相手に気を抜く暇がありません。そしてレースがあります。

レースのある日に厩務員がしている、1頭の競走馬を走らせるための一連の作業です。
・ トレーニングセンターにある自厩舎から馬搬車に乗せ、決められた時間までに競馬場で降ろす。
・ 計量器に乗せて体重を量り、装あん場の馬房に入れ、鞍やゼッケンなどを付ける。
・ レース前、装あん場からパドックに連れ、決められた時間を周回させる。
・ 騎手を乗せて、本馬場へ。
・ 馬をゲートに入れる。 そしてレース。
・ レースを終えた馬の口取りをして、馬道から引き戻る。
・ 馬搬車に乗せる前に、洗い場で馬の全身を洗う。
・ 1~3着馬は検体検査実施。馬のおしっこを採取(出るまで付き合う)。
・ 馬搬車に乗せ自厩舎に連れ戻る。
所要時間約2.5時間、一人一日2頭しか出来ません。そして、毎日の仕事も普通にこなしています。

レース開催日には、ほぼ毎日複数頭の馬をレースに使います。
こんなハードな日々を、父と娘は過ごしているのです。

今日、娘の姿が見えません。体調不良で病院に行ったということです。
明日、この厩舎は4頭も出走させます。少し心配です。

Perfumeの三人と同い歳の女性が、こんな人生を送っています。



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Date: 2009.10.21 Category: 競馬  Comments (0) Trackbacks (0)

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